イージーエントリー機能は、ほとんど意味がない感じですね。降りやすいようにシートが動いてくれると良いのですが、かなり前方に位置している場合でないと、動きません。動いても後ろの方まではいきません。
私の場合、運転時のシート位置はかなり後ろなので、乗り降りは問題ありませんが、妻の場合、シートが前方に設定されているため、降りにくいのです。
特に家では、運転席側が壁に寄るため、ドアをあまり開けることができず、そのため、シートをかなり後ろに下げないと乗り降りが難しくなります。
W246 の時は、手動でしたから、妻は、さっとシートを後ろにスライドしていたのが、さっと動かせず、電動シートの作動ボタンで後ろに動かすようにしていたみたいです。
さて、どうしたものか、もっと便利にならないかと考え、ひとつ思いつきました。家に到着した時に、”私のプロファイルを選択する” です。そうすると、シート位置が私の位置になるので、シートが後ろに下がり、降りやすくなります。
もちろんドアにある私の位置を登録したシートボタンを押しても良いです。
ただし、そうすると、妻のプロファイルにその設定が記憶されてしまいます。となると、やはり、プロファイルで動かすのが、次回の運転を考えると便利です。
ところで、本日、新たな発見がありました。
プロファイルの選択は、これまで乗車して自分の名前をクリックして選んでいましたが、もしかしてと思い、音声で「ハイ、メルセデス。プロファイル、◯◯」と自分の名前を言ってみました。すると、MBUXは考えるモードとなり、「決定。」と返ってきたではありませんか。
なんと、音声で認識してくれました。となると、切り替えはとても便利です。ちなみに、公式MBUXご利用ガイドー音声認識機能編ー(2021年8月) には、載っていません。
フルネームで登録していた、自分や妻のプロファイル名を早速、短いものに変更。音声で認識してもらうためには短い方が便利ですから。^_^
であれば、降りる時のシート位置の移動も、簡単になるのでは?
ところが、この機能、運転中はもちろん、運転後、エンジンを停止しても音声では認識してくれませんでした。音声で選択できるのは、エンジンをかけて最初に選ぶ時だけのようです。
となると、やはり運転後エンジンを止めて、プロファイルをクリックして選択することが最も便利な方法だと思います。(今のところ)
妻は私のプロファイルを選ぶよりも、もっとシートが後ろに下がった状態の方が良いのではと思い、そこで早速、新しいプロファイルを作成してみました。名称は ”降車” としてみました。これを選べば、シートが最も後ろまで下がり降りやすくなります。
イージーエントリーが、他車のようにしっかり後方まで下がると良いのですが、もしかすると後席に乗車している人の安全を脅かすことのないように、中途半端なところまでしか下がらないのでしょうか。
なんとも、もどかしいイージーエントリー機能です。。。