2016/05/27

16.05.27 車の匂い

 梅雨が近づいてきましたね。洗車してもまたすぐ雨が降りそうで、悩ましく思っています。ところで私の車は、納車されて1年以上経った今でも納車時の匂いが残っています。



 この匂い、きっとメルセデス独特のものだと思っています。いかがでしょうか。それにしても、”新車の匂い” なんていう言葉を使うこの匂いが、この時期まで残るとは思っていませんでした。

 何か特別の芳香剤的なものが使われているのか、車内のもともとの部材からのものなのか、先日コーヒー豆を車内に一晩忘れてしまって、翌朝、車内がコーヒーの香りで満たされてしまった後も、いつの間にかコーヒーの香りはすっかり抜けて、元の匂いに戻りました。どうかすると止めているガレージの車外でもこの匂いが漂っています。

 先日アクティブツアラーをドイツで借りた時、まだ新しい車だったので、新しい匂いがしました。その匂いで、車を買う際、検討のため試乗したときのアクティブツアラーの匂いと同じであることを思い出しました。匂いって記憶に残りやすいと言います。その時はまさにそういう体験でした。私の車の匂いもきっと記憶に刻まれていますから、この匂いがする度に、B180 のことを思い出してしまいそうです。


 

 ところで先日、駐車場に車を止めた時、横にひとつ前のモデルの A4が止まっていました。車格は違うのですが、思わずいろいろと比べてしまいました。A4は、Dセグメントの車です。でもこうして並べて前から見ると色の効果もあって Bクラスの方が、大きく見えました。もちろん長さは、A4の方が長いですし、横からだとA4の方が車格が上に見えます。ドイツ車がいるとついつい気になってしまう私でした。




2016/05/24

16.05.24 ドイツでのBクラスの位置

 前回はアクティブツアラーの話で終わりましたので、今回ドイツのBクラスの状況について少しアップしておきたいと思います。

 以前、メルセデスベンツミュージアムで、Bクラスに興味を持っている人たちが多かったとお伝えしました。家族連れやカップルなどが乗り込んで確かめている姿をよく目にしたからです。ドイツの街を走っていると、日本以上にBクラスが目に付きます。日本と異なり、メルセデスベンツは高級車という位置付けはそれほど強くないので、日常的な車として選ぶ、家族で使う1台として、とても機能的だからと思います。

 また、AやBクラスが出る前までは、メルセデスベンツというとドイツでは年配者の車というイメージが強かったと思います。その後、AやB、さらにCLAが出て、若者や若いファミリー層からも人気が出ているように感じます。


 

 こんな感じで駐車場などでもよく目にします。ちなみにここは、BMW Welt というBMWミュージアムの隣の施設の地下駐車場です。

 ドイツへ行くと目にするのが、メルセデスベンツのタクシーです。タクシーはメルセデスベンツが圧倒的に多いと思います。Eもあれば、Cもあります。そして、もちろん、こういうのもあります。


 Bクラスはタクシーとなりえるのです。Aクラスのタクシーはさすがに見たことがありません。この写真の右上の白い車は、Aクラスです。

 こうして、ドイツではBクラスをよく見るので、ドイツでの販売台数は一体どうなっているのだろうと、ちょっと調べてみました。2015年の統計です。

 Aクラス  32,658台
 Bクラス  35,112台
 Cクラス  67,549台
 Eクラス  36,149台

 やはり、日本と比べて Bクラスの占める率は高いです。Aクラスより売れているのです。ちなみに、競合他社の車は、

 Audi A3       57,858台(確かによく目にします)
 BMW 1シリーズ  46,340台
 BMW 2シリーズ  42,916台(2シリーズ全てです)

となっていました。

 アウトバーンと石畳のような路面で鍛えられたボディと足回りと操作性、それに安全性、必要に迫られて進化したきたドイツ車だということが、この地で運転すると本当によく理解できます。



2016/05/21

16.05.21 アクティブツアラーでアウトバーンを駆け抜ける

 ミュンヘンを訪問していました。そこで、この前の土日、B180を借りてアウトバーンを走ってみようと思い立ったのですが・・・。すでにBクラスのレンタカーは出払っているとのこと。同価格だったらオペルしかないというので、どうしようかとしばし考えました。

 『よし、ここはミュンヘンなのだから BMW だ』と思い至り、尋ねてみると「新しい218i がある」とのこと。『それは良い!』 218i アクティブツアラーです。それもマニュアル車なので、なかなか楽しいドライブとなるかも。

 ここのレンタカー会社では、218i は、B180よりわずかにクラスが上になります。一日約15ユーロほど高い料金でした。B180にナビを追加すると一日10ユーロ。アクティブツアラーはナビが標準装備なので、それを考えると、わずかな料金差です。これに決定しました。




BMWミュージアムも訪ねてみました
 タイヤは、ウインタータイヤ Conti Winter Contact TS830P 195/55 R17 でした。日本でアクティブツアラーに試乗した時よりしなやかで、変なゴツゴツ感がなくて、とても良い感じです。日本での最初の試乗時がこれだったら、十分な乗り心地と感じたはずです。
 聞くところによるとサスペンションも違うとか。日本は立体駐車場対応で、いわゆるスポーツサスペンションにしてあり、なおかつランフラットタイヤ。違いは明らかです。せめて、日本でもランフラット以外の選択があっても良いと思うのですが・・・。



 いつもB180に乗っていますので、今回、違いが顕著にわかりました。まず、車内が広い。車内の幅はB180より車格がひとつ上かな思うくらい広く感じます。また試乗の時に感じた、後席の前方の空間も確実に広いです。ただし、やはり後席の座面前後長さが短くてどうやっても心地良い座りにならないのです。180cmの身長のためかもしれませんが、これは頂けません。

 また前席のシートのフィット感というか、しっかり支えている感が少し薄いです。シートそのものは、B180の方が良いと感じました。それと試乗でも感じていたことで、ウッドパネルのような部分は確かに高級感があります。しかし、樹脂の部分が落ち着きがないというか、シックでなく、メカっぽいというのか、、私にはそんな感じでした。




 足元のペダルの位置は抜群に良いです。さすがにこれは、BMW。アクセルのオルガンペダルも微妙な踏み加減の調整に効果的だと思いました。



 ここドイツでは市街地ばかり走るのでなければ、この6速マニュアルで十分です。一旦走り出せば、一般道でも80〜100km/h すぐ出しますし、高速はもちろん通常100km/h〜無制限なので、6速のままでずっと走ることができます。



 ただし、バックギアの位置に問題がありました。1速と同じ方向なので、1速に入れたつもりがバックに入っていたり、その逆もありました。それでもバックに入れているときは音がすれば良いのですが、それもなく、メーターの中央部で確認しないとわかりません。実際にその都度メーターを見て確認するのは面倒です。1速と逆、2速方向にあれば発進時に間違うことがないし、後ろに進むギアは後ろ側にシフトさせるべきだと思います。それとも何か他に意味があるのでしょうか。


やはりここの部分、メカっぽく感じます。
私としては、もう少しシックに
作り込んで欲しいと思います。
 さて、そこで走りです。発進はなめらかです。エンジンは、低回転からトルクがあってストレスなく高回転まで回り、もたつきがありません。2000回転手前くらいで、シフトアップをする感じでスムーズに走ることができました。
 低〜中速時の乗り心地は、205のタイヤである B180の方が柔らかいと感じました。B180は、ねっとり感のある乗り心地、ドイツのアクティブツアラーは、路面状況をなるべくわからせようとする乗り心地と言ったらよいのでしょうか、そんな感じでした。

 高速になると、B180は、100km/h までしかわかりませんが、アクティブツアラーは同様な乗り心地でした。ステアリングもそこまでの違いは感じませんでしたが、アクティブツアラーの方がいくぶんクイック感がありました。タイヤのロードノイズは、タイヤのカタログからいうと、B180の方が、1dB小さいはずなのですが、低速時のノイズはアクティブツアラーの方が小さい気がしました。日本とドイツの路面の仕上げの状況がもしかすると影響しているのかもしれません。アクティブツアラーの方が気にならないロードノイズでした。



 もちろん、アウトバーンでも、不足ない走りをしてくれます。とても 1500cc のエンジンとは思えません。120〜160 km/h のスピードの時が一番安定していて、抜群の感覚で運転できると感じました。170km/hを超えた辺りから、若干のステアリングのブレが出てきて、180km/hを超えると安定感に少し不安を覚え、またスピードによる疲れもかなり出てくるので、アウトバーンは、180km/h までの速度で走りました。

 それから、今回、不思議とあのブロロロという 3気筒エンジンの音が気にならなかったのです。日本での試乗時とのエンジン関係での違いは、今回マニュアルであるということだけだと思います。もしかするとその後、多少手を入れて改善しているのかもしれません。私が以前乗ったのは、すでに1年前のモデル(ブログ参照)です。エンジン音は、このアクティブツアラーの方が、B180よりも抑えられていて快適でした。



 アウトバーンの無制限区間は、ほとんどが3車線道路での実施ですが、中央は140〜160 km/h 、追い越し車線は、160〜180 km/h以上で走っている車が多いので、さすがにドイツ車は、こうした走りに問題のないつくりとなっています。追い越し車線の占有は、やはりドイツ御三家のアウディ、BMW、それにメルセデスが多い状況でしたが、もちろん他車も走っています。やたらと速いのが来たと思うとポルシェだったり・・・、フェラーリには遭遇しませんでした。





 このアクティブツアラー、キーレスエントリーでなく、ドアロックを解除するには、キーのロック解除ボタンを押します。ドアロックも同様です。一旦乗り込むとエンジンスタートはボタン式で、ハッチバックのドアはオートでした。キーのボタンを押すと自動でハッチバックドアが開きました。閉める時はハッチバックドアのボタンを押すという仕組みで、やはり便利ですね。うちの車にも欲しいオプションです。日本で便利だと感じたトランク側から後席の背もたれ部分を倒すレバーは、付いていませんでした。やはりBMWも日本と現地とでは微妙に仕様が異なります。

 それから、このマニュアル車のアイドリングストップは、車が止まりギアをニュートラルにして、クラッチペダルを外すと機能しました。エンジンスタートはクラッチペダルを踏むと同時です。

 次回の訪問時は、是非、B180でアウトバーンを走ってみたいと思います。(^_^)



 

2016/05/07

16.05.07 家具運搬と妻の感想

 今回の燃費は、平均速度 26 km/h で、12.6 km/L。ディスプレイ表示は、13.1 km/L だったので、誤差は約 4% 、いつもの感じです。遠出もなく、近場の買い物くらいにしてはまずまずの燃費でした。



  燃費といえば、今日は久しぶりに郊外をスムーズに走りました。111 kmを平均速度 36km/h で走り、表示は 16.6 km/L。誤差 4% として、15.9 km/L というところでしょう。一般道路で2人乗車、帰路は荷物満載でしたから、これだけ伸びると嬉しいです。



 荷物満載の理由は、全く予定していなかったチェストを購入後、自ら運搬したためでした。後席をたたんで物を載せたのは、初めてです。W 800 mm, D 430 mm, H 1230mm のものでしたが、余裕で搭載できました。テールゲートは大きく上方に開くので、積み込みも楽でした。ただし重たいので、よほどの力持ちでなければ一人では難しく、特にボディや内装などに当たらないよう慎重に積み込み作業をするには、二人必要です。配達して貰えば良いのですが、この休みにすぐに整理できるようにと持って帰ったのでした。こういうとき、ハッチバックは良いですね。(^_^)


搭載中の写真を撮り忘れました。(^_^;

 帰路、走行中揺れると後ろから当然のことながらギシギシと音がしました。不思議なことにそういう音がすると、車の剛性が弱まってしまったような感じがします。剛性の高さをより感じさせるには、内装類のきしみ音なども徹底的に排除する必要があることがよく理解できました。
 
 ところで、運転する機会の多い妻に『Bクラスに乗るようになって、良いところ悪いところを教えて』と尋ねてみました。すると「悪いところはないよ」という返事だけ。(笑)それでも、前の車(ミニバン)との違いがきっとある、と思い『具体的に何かあるでしょう?』と再度聞くと「シートを上げられるので前とそんなに違わず、乗り込みやすいし前方を見やすいし、最初はウインカーに戸惑ったけどね。後ろとか前とか、何かに当たりそうになるとピーピーなるので安心」だとのことです。


この方向からのスタイルも好きです。
 前の車、その前の車もバックしていてぶつけた彼女です。「あと、機能がいっぱい付いているこういう車に乗ると次の車も付いてないと不安になる」だそうです。車の技術的なことはまったくわからない妻ですから、普段運転していて率直に感じたことのようです。なお、まだ一度もディストロニック・プラスは使用していないそうです。(もったいない。笑)


2016/05/04

16.05.04 SDカードでの音楽

 ゴールデンウィーク真っ只中ですね。どこへ行っても車と人が多そうなので、それに前半は仕事も入っていたので、遠出をせずゆっくり過ごしています。

 気温も上がってきて、晴れた日はエアコンが必要になってきました。エアコンを入れていても、パワーが落ちる感じはしないし、燃費も変わらないように感じています。コンプレッサーのオンオフをうまく制御できているのだと思います。



 さて、うちの車の中の音楽は、SDカードにアルバム毎にフォルダを作り、そこに iTunes からファイルを移して聞くというスタイルに落ち着いてきています。SDカード一枚あるとかなり多くの曲を納められますし、iPod 接続の手間などと比べるとかなり便利だからです。

 車載の SDカード装置はMP3 対応と書いてあったので、通常 iTunes に Apple ロスレス形式で取り込んでいるものを MP3 に変換して SDカードに移していました。

 子供は自分で同じように iTunes を使って CDから取り込み、それを SDカードに移しています。互いに CD毎にフォルダを別にしていますので、32GBの SDカードを融通しながら使うことで、車の中の音楽の種類は豊富で快適な状況です。1曲、5MBとしても、6,000曲を超える数が入ります。COMMANDシステムの取扱説明書によると、音楽ファイルは、15,000個まで認識できるようですから、64GBのSDカードでも良さそうです。

 ところで、MP3 形式だけでなく、MP4(拡張子 m4a、iTunes の AACオーディオ)も再生可能なのですね。今日、偶然に子供が取り込んだファイル形式がそうなっていることに気付きました。

 今後は、ファイルサイズは倍程度大きくなりますが、ビットレート 128 kbps の MP3でなく、256 kbps である AACで取り込もうと思います。32GBの SDカードに3,000曲以上納めることができれば、当分の間、大丈夫です。