2015/02/28

02.14 最終的に・・・

 ミニバンから乗り換えるということを前提に、

 車を運転する楽しさは、「BMW アクティブツアラー」
 家族を快適に乗せるなら、「メルセデスベンツ Bクラス」
 スタイリッシュな車を求めるなら、「アウディ A3 セダン」

 という結論になりました。私なりに、うちの家族のことを考えて、他車と比較した長所短所を示すと(選んだオプションによる評価です。)、次のようになります。

「BMW アクティブツアラー」(長所)室内が最も広い、後席のアレンジメントが豊富、後席からの前方見晴らしが良い、BMWらしい操縦性の良さ (短所)ゴツゴツした乗り心地、室内の質感が低い

「メルセデスベンツ Bクラス」(長所)室内の質感が最も高い、室内の密閉度が高い、ブレーキホールド機能がある、乗り心地が良い、室内が広い (短所)後方からのスタイルに良さが感じられない、最低地上高が低い

「アウディ A3 セダン」(長所)スタイルが良い、室内の質感が高い、燃費が良い、乗り心地が良い (短所)後席が狭い、座面が低い
  
 マツダのアクセラはディーゼルでなくてはという思いがあるので、セダンに搭載されない限り選択はありませんでした。

 最終的に、価格と上記の長所短所を考慮して、また私が必要とするオプションが必要なだけ搭載されていて、3月までに納車が可能なBクラスB180を選ぶことにしました。(^_^)



 実は、このB180、最低地上高は105mm。これは気になる数値です。でも、ディーラーは問題ないと言います。Aクラスには、95mmという車種もあるのです。法的には、90mm以上であれば良く、したがって、一般道や公共的な施設の駐車場などでは問題ないでしょう。

 いろいろ調べていくと、前輪のすぐ後ろが105mmであって、それ以外はまだ余裕があるので、日常的に気をつければ問題なさそうです。この件は実際に乗りながら、また考えてていきたいと思います。

 3月の中旬には納車予定です。それまでミニバンを大切にしていきたいと思います。


02.11 試乗 その3 B180

 メルセデスでは、車はすでに準備されていました。まずは妻が運転し、私は助手席へ。出足がなんだか鈍い。妻は『今までで一番アクセルをしっかり踏まないと走り出してくれない』と言っています。

 走り出せば問題はないようですが、今乗っているミニバンとのアクセルワークの違いが慣れないようです。と思っていたら、いきなりエンスト? 方向指示器のつもりで、右側にあるシフトレバーを触ってしまいエンジンが自動停止したようです。これも慣れれば問題ないのでしょう。


 シフトレバーがこの位置にあるおかげで、センターコンソールはとてもすっきりしていて、これは私のお気に入りです。 昔からシフトレバーはセンターコンソールにありました。マニュアルで電子式でないときの名残がそのまま残っている感じで、今でもこの位置にシフトレバーがある車が多いですよね。そうすると左手の動きが自然と大きくなります。運転中は、ステアリングを持った姿勢で、腕をあまり動かすことなく操作が完了できるのが最適だと思うのですが、いかがでしょう?


  助手席に座る私は、なんというか、インテリアの質感に合った快適さがありました。加速時にエンジンが 3000回転過ぎると音が耳障りになりますが、普通に運転している分には外との遮断性がしっかりしていて、隔離された空間という感じです。座り心地も良いと思います。


 運転を変わります。パーキングブレーキも右サイドにあるのですね。最初は戸惑いました。そして発進しようとするのですが、アクセルの踏み代が大きい感じです。しっかり踏み込まないと、走り出さない感じがします。B180 はブレーキのホールド機能がついているので、ホールド後アクセルを踏むとエンジンがかかります。そのため、少し踏んだだけでは燃料の噴射量はまだ少ないままになっているのでしょう。


 もちろん動き出せば全く問題はありません。踏み込みすぎると回転が上がりすぎてうるさいし、微妙な感じはします。ディストロニック・プラスを使うと2000回転までの範囲でスムーズに発進するようですので、ミニバンに慣れすぎた足が問題なのかもしれません。


 路面の荒れによる不快な突き上げもないし、ステアリングコントロールも滑らかで良い感じです。スピードをあまり出せなかったので高速時はわかりませんが、営業マンは「もっとしっくりきます」とのこと。高速には強いはずです。


 これで、気になる車の試乗を終えました。それぞれに良さはあります。

 その印象を含めて、もちろん価格などを考慮して、次の週末までに結論を出すことにしようと思います。

02.11 試乗 その2 A3 アクセラ

 今週は、週半ばの水曜日が祝日。この日も有効に使おうと思います。

 まずは時間を約束していたアウディへ。前回セダンの後ろが狭くて妻の不評を買い、一旦アウディは候補落ちになりましたが、諦めきれない私が、『ハッチバックなら良いじゃない?』と、とりあえず運転してみようと誘い出しました。「運転すると良さがわかりますよ」と言う営業マンの言葉を受けながら、ハッチバック車を試乗することに。。

 最初に妻の運転から。 横に乗っていると、落ち着く空間でした。また音楽が心地よく聞こえます。アウディはオーディオという言葉から来ているらしく、室内の音にもこだわりがあるのだそうです。

 店を出て、段差を乗り越えるとき、不快感は全くありませんでした。サスペンションは固からず柔らかからず、路面の荒れも気になりません。50km くらいまでのスピードの心地良いドライブでした。妻は運転途中で、『これ、シートの座り心地が抜群に良い』と言っていました。

 次は自分で運転してみます。出足はスムーズ。1400cc のエンジンとは思えません。ターボのパワーと車両重量の軽さが貢献しているのでしょう。途中、60km までですが、アクセルを踏み込むと背中がぐっとシートに押さえつけられる加速感も味わえました。それでも安定感はしっかりあります。

 ただ、このハッチバックは、前から見ると私の好きな A3 なのですが、回り込むと Golf のような、あるいはどこかで見た日本車のような、そんな感じでプレミアム感が薄いのです。

 次は、マツダ。アクセラのディーゼルがどうしても気になるので、ハッチバックに試乗しました。アウディの感覚があるので、ステアリングが少しもっさりと感じます。車体の剛性感は良く、加速感もなかなかのもの、ただ思っていたより低速トルクが感じられません。

 ミッションとのセッティングでトルクを感じるさせるより、燃費に反映させたのでしょうか。もちろん問題のない力強さで、期待感が大きすぎた結果のようにも思えました。

 せっかくなので、人気のあるデミオのディーゼルにも乗せてもらいました。乗ってすぐ、人気のわけがわかりました。アクセラよりもかっちりきっちりした感覚なのです。ステアリングもアウディに近く、もっさり感がなく、思うように動かせる感じでした。

 サスペンションはアクセラより固いのですが、ゴトゴトしていることもなく、路面にしっかり食いついている感じです。広さや質感は別にして、運転はデミオの方が楽しいと感じます。これに乗るとアクセラを選ぶことが悩ましくなってきます。セダンのディーゼルが出たときにはさらに良くなっているのでしょうか。

  次はメルセデスへ。

2015/02/26

02.08 試乗 その1 アクティブツアラー

 今日は BMW でアクティブツアラーに試乗させてもらう予定です。今回の車選びの中での初試乗です。期待は膨らみます。

 まずは妻が運転し、私は助手席へ。シートは前後だけでなく上下にも動くので、しっかり設定して、さらにステアリングを上下前後に動かしながら最適なところに固定します。その後、店を出て前の通りに出るところで説明は受けていてもワイパーが動いてしまいます。(笑)


 ステアリングを左席からそのまま右席に持ってきているので、ウインカーは左側、ワイパーは右側にあります。日本車に慣れていると必ず間違えるのがこの点です。試乗中、妻は3回ほどワイパーを動かしました。(笑)


 店近くの通りは路面が荒れていて、タイヤとサスペンションがごつごつとそれを拾い、突き上げるような感覚が残ります。ランフラットタイヤによる影響が大きいのでしょうか。


 運転する妻は、『運転はしやすいよ』と言っています。『ただ、アクセルを少し踏み込みぎみにしないといけない』らしいのですが、それは今のミニバンと比べてアクセルワークが違っているということでしょう。発進はスムーズです。大通りに出て、一旦スピードに乗ると気になっていた固い足回りも気にならなくなりました。良い感じです。


  次に自分が運転し、妻は後席に移ります。確かに出足は踏み込まないといけません。店の近くの路面の荒れているところを通るとき後ろの妻に印象を聞いてみました。『別に問題ないよ』とのこと。『後ろは快適』と言っています。助手席とは受ける感覚が違うのでしょう。


 大通りに出て、アクセルを踏み込むと気持ちよく加速します。車線の変更を素早くやってもしっかり路面を捉えて不安感がありません。いくらFFになってもさすがにBMW。運転が楽しく感じます。3気筒のエンジンは、ブロロロという感じの独特の音がします。でもそれは、心地よいサウンドのようにも聞こえます。日本車にはない音だと思います。しかし不快な振動は伝わってきません。

 試乗は満足できるものでした。最初の助手席でのごつごつ感だけが気になりましたが、もしかするとノーマルタイヤにすると問題ないのかもしれません。

02.07 突然、車を購入することに?? その2

 ここマツダも突然の訪問でした。「アクセラが見たいのですが。」と言うと、まずはカタログで概略説明をしてくれました。それから、セダン、ハッチバックともに車をじっくりと見ます。どちらもスタイリッシュで、ある意味迫力も感じます。スカイアクティブによるつくり込みの成果なのでしょう。

 マツダはディーゼル、と考えていましたが、セダンにはないとのこと。なぜかハッチバックのみの設定で、セダンにはその代わりハイブリッドの設定があるようです。

 運転席に乗り込むとタコメーターが真ん中に大きく設置されているのが目に付きます。質感レベルの高いドイツ2社の後でしたが、それに劣らずインテリアがうまくまとめられています。質感も良い方だと思います。座ってみるとコックピットにいい感じで納まって、また足元が広くて、タイヤハウスはどこだろうという感じです。その分、ボンネットが長いのでしょう。

 後席の乗り降りは A3 よりは若干良いかな。それにこのセダン、後席に座っても頭が天井に付きません。満足して今度はハッチバックの後席に座りました。すると頭上のスペースが狭いのです。真ん中席では、首を曲げないとだめ。まるで A3 セダンのようです。

 A3 と逆で、後席の頭上はセダンの方が広い。こうなると、やはりセダンのディーゼルが欲しい。

 まだ出る予定もないとのことでしたが、カタログととりあえずセダンハイブリットの見積りを頂いて次の BMW へと向いました。

 BMW も突然の訪問です。到着するときに店の前に置いてあったアクティブツアラーが目に留まりました。横に1シリーズがあったので、高さが目立ちますが、見た目はやはりBMW。高さがありながらも、とてもうまくまとめてあると思います。

 すぐにでも近くで見たいと思いながら、まずは店に入って、「アクティブツアラーに興味あるのですが」と告げました。今、営業の担当が接客中なのでと、受付のスタッフがカタログを持ってきてくれて、じっくり見るための車を用意してくれました。先ほどとは違う車だったので、数台あるようです。

 外から中へと見ていきます。後方から見た姿は B180 より好印象です。また前方のエンブレムも控え目で、でもグリル部でしっかり BMW とわかる感じが、いかにもというエンブレムを付けたメルセデスよりお洒落です。女性はこちらの方が好みだと思います。うちの妻もそうでした。

 乗り込むと、B180 より内部の空間が広く感じます。実際、後席は前が広くて、足をたやすく組めます。B180 より 5 cm くらい広いかなという感じです。また後席の座面位置が高めで前方が見やすいのです。このリアシートは標準で前後にスライドできます。この点は優れています。またトランク側からレバーひとつで後席を前方に倒せます。これも日本車のような細やかな仕様で好感を持ちました。

 運転席に座ってみます。すると B180 や A3 の印象が残っているからでしょう、ダッシュボードの質感が樹脂っぽくて落ち着きなく感じます。プレミアムコンパクトというより、走りのコンパクトという印象なのです。そういえば、後席に座った時のセンターコンソールボックスの見え方もプレミアム感のない樹脂っぽさの強い造形でした。

 見積りを頂いて、今日のところはこれで家に戻って、これからじっくりとカタログを見ていくことにしました。

2015/02/25

02.07 突然、車を購入することに??

 前から気になっていたアウディのA3セダン。スタイルが大好きで、いつかは欲しいと思っていました。3月半ばには今乗っている車は車検となるので、買い換えようかな、どうしようかな、と思っているうちにもう2月。。。(^_^;

 車検までの納車はもう間に合わないだろうなぁ。。ということは、とりあえず今の車を車検に通して、ゆっくり次の車を選ぶしかないかな。


 でもいずれは買い換えるので、見に行くだけ行ってみよう、と思い立ったのがこの日でした。

 どうせなら、こんな機会に気になる車を全部実際に見てみたい。ディーラーの方々はいつでも見に来てくださいとはおっしゃいますが、買う気もないのに行くのはなんとなく気が引けます。なので、こういう機会を利用させてもらい、試乗もお願いしたいと思います。


 まず向かったのは、家から一番近いメルセデス。Bクラスがマイナーチェンジされて発売されるのがこの日でした。事前にネットで登録しておいたら、ディーラーさんから自宅に電話があって、「是非来てください」とのことでした。そこで、まずは訪ねてみることに。


 丁寧な出迎えの後、早速、展示している車を見せてもらいました。前方や斜め前方から見ると、結構スタイリッシュ。やはりメルセデスだなぁと感心していると妻が一言、「前のこのベンツマークは大きすぎるね〜。いらない。」(笑)


 運転するのは、ほとんど彼女なので、気に入るかどうかは大きな問題です。


 ドアの開け閉めの剛性さはさすがにメルセデス、ここは妻が最も気に入ったところでした。今はミニバンに乗っているので、比較すると運転席の座面が多少低いものの、セダンよりは高く、乗り降りしやすいと思います。車内は思っていた以上に広くて、特にインパネまわりの質感の高さは好印象です。また子供を毎日のように送り迎えしているので、大切なポイントである後席への乗り降り、これも180cmの私であってもスムーズです。


 カタログをもらって概算見積もりをお願いしました。すると納車は3月初旬にできますとのこと。(@_@)


 まったく期待もしていなかったところにこの言葉で、この機会に買おうか、という気持ちが高まってきました。


 試乗せずに買うことはしたくないので、次の機会に試乗させてもらうことをお願いしてディーラーを後にしました。「今日でも良いですよ」とおっしゃっていましたが、今日は気になる車をまずは全部見てみたいのです。


 次に訪ねたのは、本命のアウディ。突然の来訪にも快く応対してくれました。対応してくれたのは若手の営業マンで、ぎこちなさはあるが誠実そう。車を初めて目の前にして、やはりこのスタイルの良さは素晴らしいと感じました。こういうセダンに乗りたい。


 運転席に乗り込む時、ミニバンに慣れていると腰を落とす姿勢が少し窮屈です。でも、これは慣れだと思いながら、シートに座るととてもしっくりときます。こんなに落ち着いた雰囲気なんだ、と乗りこんでみて初めて実感することができました。


 車の前方の見切りは悪いのですがこれも慣れでしょうし、センサーがあるのできっと大丈夫です。ただ頭上が狭い。まあ、これも身長が割とある私には仕方がないのかなと思っていたら妻も同じことを言います。たぶん、Bクラスの後、ということもあるのでしょう。


 続いて後席に乗ってみます。これが問題でした。私の頭はきっちり腰掛けると髪の毛が天井に着きます。真ん中席だともう首を曲げるしかありません。

 自分は後席に座ることはめったにないけど、これは割り切りが必要です。妻も狭さが気になっているようです。

 ついでなので、ハッチバック(スポーツバック)にも乗り込んでみます。すると後席の頭上は問題ありません。やはりセダンはスタイルを求めてこうなったのでしょう。


 ここでも、カタログと概算見積もりを頂いて次へと向かいます。ただ求めていたオプション付きの車の在庫がないらしく、納車は4月以降になるとのこと。オプションが一つ余計に付いている車であれば3月納車は可能とのことですが、30万円高いのです。これは、縁がないのかなぁ。。


 次は、マツダへ。