2016/02/28

16.02.28 合理的なドイツ車と燃費

 今月は遠出がなかったので、一ヶ月ぶりの給油となりました。その結果、燃費は 9.27 km/L でした。表示は 9.6 km/L でしたので、誤差は 3.4% 。平均速度が 20 km/h なので、いかに走っていないか・・・、逆に考えるとこれだけの速度でのこの燃費は、決して悪くはないということでしょうね。


 ドイツの車は、より合理的な考えで造られていると見た目で感じる部分をアップしてみます。まずはこの部分・・・、

 うちの弟が最初にこれを見たとき、昔のそれも安価な車のようだと言いました。(笑)


 まず目的が違うのです。軽自動車などにあったピンはそれでロックしたりロック解除するものでした。今ではあまりお目にかかれません。ベンツのこれは、ロックがかかっているかどうか確認するためのもので、外から見てもすぐにわかるようにこの形状になっています。

 それから、この部分。ボディと同色の鋼板が見える仕上げは、価格からするとそれはないだろうという印象を持ちます。もちろんメルセデスでももっと上のクラスは、見えません。
 遮音性能にあまり関係もなく、いつも目につくところではないので、ここはこのままで良いのでしょう。



 車の安全性、運転に関すること、快適性などにはこだわりつつ、そうでないところへの割切り方、感性は、日本人とは異なるのもまたドイツ車に乗っているという気分にさせてくれるところなのかもしれません。

 思い出しましたが、BMWアクティブツアラーの標準で装備されている後席のアレンジメントや、トランク側からの後席背もたれ操作など、あれは日本人的発想だと感じています。

(16.07.18 追記 ミュンヘンで借りたアクティブツアラーには、このトランク側にあるはずの後席の背もたれ操作レバーが付いてないのを見て、日本でこその欲求に基づいた仕様なのかも、と思ってしまいました。)



 

2016/02/21

16.02.21 1年点検

 1年点検時に交換したワイパーには、スリーポインテッドスターが付いていました。納車された時には付いていなかったので交換用ワイパーだけのものなのでしょう。





 なんとなく嬉しいですね。特にリアワイパーはよく目立ちます。ワイパーブレードは、フロント2本で 7,560円、リアが 2,203円です。オイルは、5.8リットルで11,902円、エレメントが、1,512円です。1年点検料金は、21,600円でしたから、合わせて 44,777円。もちろん35ヶ月までのメルセデスケアの中に含まれているので無料でした。

 何も言わなくても、タイヤのローテーションもしてくれていました。

 ちょうど車を受け取りに行った日はバレンタインデー。こんなチョコレートも頂きました。


 来場者プレゼントだったようです。(^_^)



2016/02/20

16.02.20 部品交換とCLA Coupe の印象

 先日アップした、エンジンの警告灯点灯の件。アクセルペダル信号線接続部の接触不良が原因で、念のため接続部部品を交換となりました。入庫する前日になって、「レーンキーピングアシストが機能していません」という警告が出て、これも一緒に見てもらうことに。

 ちょうど1年点検も近いということで、点検とオイル交換、ワイパーゴム取替えと一緒に、合わせて2泊の入庫でした。レーンキーピングアシストについては、システムの初期化で対応、しばらく様子を見ることになりました。

 入庫の間の代車は CLA180 。買い物での利用くらいでしたが、休みの間の2日間の利用で感じたことをアップしてみます。Bクラスから乗り換えると乗り込みにくいと感じますが、これも慣れですね。2日も乗っていると不満はそんなに感じなくなりました。




 後ろに乗る子供の感想としては、「車高が低いので乗るときに狭いと感じる、長い時間乗ると狭さで酔いそうになるかも、でも寝やすさはこちらの方が良い。」とのことでした。ちなみに私が後席に乗るとやはり頭が天井に付いてしまい、首を曲げるか腰を前に出して座るしかありません。前席の快適さは問題ありません。

 


 メーターまわりやコンソールの仕上げなどがスポーティです。”落ち着き”よりも”若さ”の印象を受けます。質感については、エアコン吹出口付近に見えるシルバーの仕上げが光りすぎていて樹脂っぽいのが残念です。これはグレードや室内色によって異なるのかもしれません。

 ボディ色がジュピターレッドで、このクーペには似合う色でした。室内の皮や布の縫い目の部分が赤で、これは良いセンスだと感じました。出だしの加速は、車体の若干の軽さによるものなのか、CLA180 の方が、B180よりわずかに良い印象でした。

 乗り心地については、満足できると思います。タイヤが、B180の 205/55 R16 に対して、225/40 R18 なので比べると硬めの乗り心地にはなりますが、サスペンションは、B180と同じだと思います。(追記:CLAは、元々スポーツサスペンションのようですが、最近変更されたのでしょうか。そんな感じではありませんでした。)路面の段差なども不快感なくこなしていきます。

 私が改善してほしいと思ったのが、バックミラーからの後方視野です。後ろの座席のヘッドレストは、前席と同じスタイルなので、写真のように見えます。Bクラスのように上下できる仕様の方が好ましいと感じました。



 センサーとバックモニタがあるため、乗り降りを別にして、いつもの Bクラスとそんなに遜色のない取り回しができたことで、もしかすると次の車購入の際「セダンは嫌」と、妻は言い出さないかもしれません。(笑)
 代車を何にするかは、ディーラーとして次の車のことを考えてもらうための戦略のひとつかも、なんて思ってしまいました。

 ただ・・・、ディーラーで車を交換して、Bクラスに乗った瞬間、妻はやっぱりこの高さが良いと言っていましたし、乗り心地も明らかに B180 の方が良かったのでした。。。


 


2016/02/16

【Mercedes-Benz Museum】16.02.07 2/2

 メルセデスベンツ博物館のメルセデスセンターで見た Bクラスの車です。







 見てのとおり、B200もあれば、ディーゼル車である B180d もあります。試乗できなかったのが残念です。そして日本で販売されているものと若干仕様が異なっていることもわかりました。例えば、Sports ではない B180です。後ろを見ると、


 となっていて、マフラーが、日本の Sports と同じ仕様です。そして価格を見てみると、


 ほぼベーシックパッケージとレーダーパッケージが付いたモデルが、支払い額で32,909.45 EUR、現在のレート(130円/EUR)で約 428万円です。日本の価格は決して高くはないですね。ただしB180だけ、ディスプレイの表示部分が狭いのが難点です。なぜこのグレードだけこんな狭いものを採用したのでしょうね。





 テールゲートが開いたとき左側にあるはずの赤いランプがないのにはすぐに気がつきました。また、運転席に座り、最も違和感を感じたのが、脚の姿勢というかアクセルの位置です。


 ドイツはもちろん左ハンドルです。そうするとセンターコンソール側にアクセルがあるのですが、これがもう少し右側に位置して欲しいと感じました。日本でこの車の右ハンドル車に乗るとわかるのですが、左足を置く位置がもう少し左側でも良いと感じませんか?センターコンソールの下部分の厚みが影響しています。そのため、左ハンドル車では肝心のアクセルが脚を自然にまっすぐに伸ばした位置より少し左側にずれているように感じました。

 ともかく、この Bクラス、現地ではなかなかの人気のようで、ご夫婦で試し乗りしている人たちが多く、家族向けとして好まれているようでした。



2016/02/14

【Mercedes-Benz Museum】16.02.07 1/2

 ドイツのシュトゥットガルトにあるメルセデスベンツ博物館へ行ってきました。
シュトゥットガルト駅(ベンツのマークが回転しています)
 シュトゥットガルト駅から、SバーンのS1という路線に乗り、二つ目の駅で下車、乗車時間は6分程度です。
Neckarpark駅を出たところ
  Neckarpark駅で下車します。平日は1時間あたり4本程度、休日は2本しかありませんので、帰りの時間を確かめておきます。駅から出ると博物館方向への看板がありますので、それに従って歩くこと約10分、特徴的な建物が見えてきます。これがメルセデスベンツ博物館です。10年前にできたそうです。


 右側に回り込む感じで建物内に入ります。入場料は大人8ユーロ。日本の感覚では大手メーカーが持つ博物館の入場料としては高いと感じます。しかし、この料金にはオーディオガイド(日本語あり)使用料と、その時に使うしっかりとした Mercedes-Benz Museum の文字の入ったストラップのお土産が含まれています。そう考えると展示も含めて納得の料金だと思います。


 したがって、必ずオーディオガイドは受け取りましょう。展示の説明はドイツ語と英語、場所によってはドイツ語しかありません。日本語のオーディオガイドがあったおかげでよく理解できました。このガイドを受け取ると、まずはエレベーターで最上階に上がります。そして建物内を回るように少しずつ下っていきながら展示を見ることになります。

最初に乗るエレベーター
 最上階に到着するとまず現れるのが、ダイムラーとベンツが1886年にそれぞれ完成させたガソリン動力車です。それから、ドイツの歴史とともにメルセデスベンツの自動車の変遷を見ていきます。



ゆるやかに下りながら歴史的イベントを展示しています


 そして、入口の階の一つ下に博物館のショップとメルセデスセンターという販売中の車の展示場があります。展示している車のほとんどに乗り込むことができるので、このセンターだけでも楽しめました。ショップには、スリーポインテッドスターの入ったグッズやメルセデスベンツに関する本などが売っています。ここでの価格を見ると日本での価格が納得できます。


 メルセデスセンターには、Bクラスが6台展示していました。こんなにたくさんのBクラスを一度に見たのは初めてです。その内容については次回ご紹介したいと思います。