まずはドア。これ、重くなっていますね。代車の時は気が付かなかったのか、他に気を取られていたのか、あまり感じませんでしたが、開ける時、閉める時に若干ですが、より力が必要となりました。その分、ドア閉めの音は、重厚感が増しました。音については、特に後席側が、軽い音から重い音に変わっているのが良いですね。
それから、前にも上げましたが、運転席に座ったときに、アクセルペダルが、若干右側に配置され、一層自然な感じになっています。左足についても、センターコンソールの厚みがなんとかならないものかと思っていたW246と違い、右足に合わせて両脚を伸ばした自然な感じで、左足を置けるようになりました。
また、バックしようとして、妙な音に気が付きました。何かが動いているようなモーター音です。
何だろうと思い、後ろを見てみると、バック時のカメラが収納されていて、必要に応じて出てくるようになっていました。W246は、露出していたので、6年8か月で数回しかありませんでしたが、雨で水滴が付着していて見えにくくなることがありました。その点が改善されているのでしょう。
妻は最初の乗車で、助手席に座り、すぐに「このシート、快適。とても良い。」と言っていました。私は、以前試乗した、A3のシートを思い出しました。あれは良かったな、といつも思っていて、それに近いのが、このW247のように感じています。もちろん、W246のシートも決して良くなかったわけではなく、前席は、快適なシートでした。
改めて後席に座ると、座り心地が良くなっています。座面の長さが適度で前も広いし、足も前席下に余裕で入れられるので、快適です。
最後に、ディーラーからの情報です。MFA2の次期年次モデルは、電動シートが付かなくなるとのことです。衝撃的な情報だったとおっしゃっていました。これも半導体不足による影響のようです。いずれフットトランクオープナーと同じように、オプションでの追加ができるようにはなるとは思いますが、外された時からすぐにできるのか、あるいは同様にしばらくは停止されるのか、今後の情報を気にしていきたいと思います。
私見としては、半導体による影響は間違いないことだと思いますが、いったん外すことで、現在 B180で、450万円からとなっているカタログ価格を低く見せることができますし、実際、電動シートはいらないけど、Bクラスには乗ってみたいと思っている人への、営業戦略としても好ましいのではと思っています。これは、Bクラスに限らず、MFA2車共通での戦略になりますね。