2021/11/18

21.11.18 ディーゼルへの想い

 今度の車は、ディーゼルエンジンです。実は、欧州のディーゼルエンジン車は、私にとって一度は所有したいものの一つでした。

 2002年のことです。南仏で借りたレンタカーがプジョー206のマニュアル車で、エンジンがディーゼルでした。それまでのディーゼルのイメージは、音と振動が激しく、排ガスも汚い、といったものでした。ところが、その経験で一変しました。


 確かに音も振動もガソリンエンジンよりはしますが、運転中はそんなに気にならない。それよりも太いトルクで、グングン車体を引っ張って、ガソリン車であればシフトダウンが必要なところでも、そのままで走る。

 まだ日本では、こんな小さな車でディーゼルなんてありませんでしたから、その時以来、プジョーファンになりました。



 2018年のドイツでのレンタカーはBMW 120d でした。この時の様子は以前投稿しています。レンタカー受付の男性の言いぶりで、ディーゼル車が優位であることがわかりました。

 あちらでは軽油とガソリンの価格は変わりません。でも、「これは、ディーゼルです」とおすすめするのです。エンジンの性能面での優位性と燃費の良さでしかないと思います。この時のミッションはマニュアルではなくオートマチックでしたが、それでも通常走行時は、余裕のあるエンジン回転数で、運転はとても快適でした。

 2015年、B180(W246)購入時も、本国ではディーゼル車があるのにどうして日本に入ってこないのかと思っていました。ディーラーの担当者は、「ディーゼルだと高級感が薄れる」というようなことも言っていましたが、欧州でのディーゼルに対する実態がこちらではよくわかっていない状況が残念に思えてなりませんでした。

 その後、すぐにBMWアクティブツアラーにディーゼルが加わり(VWのディーゼル不正が生じたのはこの後です。しばらくは、日本でも敬遠気味でした。)、Bクラスもようやく2019年のモデルチェンジで、少し遅れながらもディーゼル車が入ってきました。待ちに待ったディーゼルとなりました。

 実は、次の車は一時期プジョーにしようかと思ってもいました。308シリーズです。ところが、モデルチェンジされた車の日本への投入が遅くなっていたのと、ヘッドライトまわりの造形について、妻が好みではないということもあり、早々に諦めたのでした。

 ディーゼルエンジンというと環境的にどうなのかということもよく言われます。

 それに対して、ディーゼル車を推し進めているマツダの見解はこのページに示しています。

 日本のメーカーでこれからもしばらくは製造されるであろうディーゼルエンジン車。ライフサイクルで考えた時の環境負荷を考慮すると、果たして現状において、EV一辺倒で良いのかという思いもあり、今回はディーゼル車選択を決定したのでした。

 ようやく、ディーゼルへの思いが叶う、今回のB200d(W247)です。\(^_^)/

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