2017/02/19

17.02.19 B180 2016モデル(現行モデル)

 さて、2016年モデルの B180、私の2015モデルとどこが違うのか、興味津々で乗り込むと、最初に気付いたのはシートの座面の長さ。
 

 よく見ると、座面の長さ調整ができるようになっていました。2016年モデルになった時、カタログの追記を見落としていました。全モデル共通標準装備に「座面長延長機能(前席)」が追加されています。これは良いですね。身長の高い人にとってはありがたく、太ももにしっかりと座面が当たると疲れにくくなります。



 そして走り出すと、アクセルペダルの踏み込みに対して、すっと車が発進します。軽やかに加速する感じです。確かめるとダイナミックセレクトが Comfort になっていました。

 家に到着するまでの間、Eco や Sport といったモードにも変えながら違いを確かめてみると、Sport、Eco は、2015モデルと同じ設定のようです。Eco にすると、アクセルの踏み込みに対する発進の具合がほとんど同じ。しっかり踏み込めば、もたつきを感じるまでもなく加速します。

 それに比べて2015年モデルにはない Comfort モードは、いわば日本車に近い感じです。アクセルの踏み込みに対するガソリン噴出増加量が Eco に比べて明らかに多いと思います。ただし、通常の加速でシフトアップする回転数は Eco と同様でした。

 アクセルの踏み込み量が少なくてもEco モードより早くに回転数が上がり、スムーズに加速しているように感じます。これはこれで、あると使いたくなるモードだと思いました。というより、普段はこのモードで使う人日本車から乗り換えた人は特に)多いと思います。

 そして乗り心地についてもじっくりと確かめながら運転しました。するとやはり少し硬いと感じるのです。タイヤの空気圧が規定以上になっているとは思えませんので、きっとまだサスペンションが熟れていないからでしょう。今の私の車とは違う、納車された頃に感じたような乗り心地でした。

 これが2年も経つと、角の取れたしっとりとした乗り心地へと変化してくるのだと思います。

 家に着いて、他にもいろいろと探ってみました。マルチファンクションディスプレイのこの表示も目新しいものでした。


 慣れれば良いのでしょうが、見難くて最初、何のことやらわからない感じでした。”何 km分、お得な運転でしたよ” という表示が追加されていて、これは良いものだと思います。2015年モデルの ECO表示はバー表示です。ECOの度合いを見るにはこちらの方が見やすいのではないでしょうか。


 他には、センターコンソールの中にある USBインターフェースの位置、上から見えるように変更されていて、差し込みやすくなっています。


 後ろに乗り込んで、すぐにわかったのが、マットにロゴメタルプレートがなかったこと。たぶん同じプレミアムフロアマットだと思うのです。省略されたのでしょうか。


 メルセデスは、フェイスリフト以外にも小さな部分を改善していると聞いていたことを今回しっかり確かめることができました。日本車でも最近これと同じような改善をするメーカーも出てくるようになりました。
 そうなると、モデルチェンジ前の車が最も熟成し完成されたものとなります。買う側にとっては悩ましくもあります。

 今日の夕刻、約束した時間通り代車に乗って点検の終わった車を取りに行きました。点検等の内容については、次回アップしたいと思います。


2 件のコメント:

  1. 確かに「座面」調整はよさそうですね。
    2104モデルも少し座面の短さが気になっていました。
    アクセルを踏んだ時の多少のもたつき…
    これも気になるところです。
    年ごとにどんどん改良されて、でも、また買換えと言うわけにもゆかず。
    ま、車も古女房が一番かな!

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    1. yallah bina さん、こんにちは。
      年ごとの改良は、痒いところに手が届くような感じで好感を持ちました。
      周期を考えると来年にはフルモデルチェンジが控えていますね。
      日本ではあまり売れていないBクラスですが、ドイツではしっかり売れているので、大きく変化することなく進化するのかなと思っています。

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