さて、Cクラスクーペの試乗について感じたことをアップしてみたいと思います。
乗ったのは、C180 Coupe Sports、Comfortモードでの運転です。B180と同じ排気量で、トルクは、250 N・m/rpm 、B180より50 N・m/rpm 大きな数値となっています。しかもB180の1,250回転からに対して1,200回転からこのトルクです。車重は、1,570 kg。これは、B180より 8.2 % 重いだけで、トルクは 25 % もアップしています。運転すると違いがすぐにわかりました。
路面の凹凸のこなし方は若干、B180より良い程度。こちらはスポーツサスペンションで、タイヤも前 225/45R18、後 245/40R18(ローテーションできない!)なので、硬めであることには間違いないのですが、ストロークが長めの感じで体での感じ方に不快さがありません。
単なる市街地走行だったので、サスペンションの本当の良さは体験できていないのかもしれません。フロントは4リンク式であり、走行状況で減衰力を調整するセレクティブダンピングシステムを搭載しているので、高速コーナー等では顕著に B180との違いを感じたことでしょう。
ステアリング操作は、特徴的な部分はなく、あくまでニュートラル。気持ち良い操作感でした。そして、B180との違いを最も感じたのが、ディストロニック・プラスでの発進。前の車がある程度進んでから、発進操作をしても急発進にはならず、スムーズに加速していきました。きっとシステム設定だけの問題だと思うので、Bクラスの設定が後から改善されないかなと願っています。
また、ECOスタートストップでの停止からのエンジンスタートは、さすがに静か。ただ、アイドリング時に B180にはない若干の振動を感じました。ミッションは、7速A/Tだけあって、スムーズでした。ダイレクトさがどうかなと思っていましたが、レスポンスに問題なく、減速時の音も感じることなく、快適でした。B180は、気にしていると減速時に若干機械っぽい音を感じます。
乗り込みがしづらいとか、後席は日常的に使えるものではないとかいうことは抜きにして、運転中の外の見切りも問題なく、一度は所有したい車だと思いました。
そして、帰路、自分の車を運転。Bクラスといえども、乗り心地はCクラスクーペに負けないくらい、いや場合によっては、柔らかさの面ではタイヤサイズのおかげでしょう、Cクラスクーペより快適だと感じて、特に乗り込みのしやすさ、運転時の高い位置からの見え方の快適さ、そしてなによりこれが本当に FF?と思うようなステアリング操作に、改めて満足感を得ることができたのでした。
Cクラスクーペの試乗体験、興味深く拝見しました。
返信削除実物はまだ見たことはありませんが、メルセデスはほかの車に比べて、どことなく『色気』がありますよね。
Cクラスクーペもきっとそうでしょうね。
Bクラスで一番気になるのが、やはり加速の弱さですね。
特に上り坂では、ちょっと踏み込んでもレスポンスが悪い気がします。思わずパドルシフトでシフトダウンしてしまいます。
あと、踏切を渡るときの硬い、ごつごつした感触が気になります。ダイハツの軽トラも持っていますが、こちらの方が踏切のこなし方は優雅(?)です。ごつごつ感は、ランフラットタイヤのせいかも。タイヤ交換の時期になったら、ノーマルに変えようかと思っています。
2015モデルは、ランフラットですか?
yallah bina さん、こんにちは。
削除Cクラスクーペは「色気」抜群だと思います。(^_^)
Bクラスは、慣れてきたとはいえ、しっかり踏み込まないと軽自動車にも置いていかれますし、のんびり加速して運転していると、後ろから煽られることはないのですが、横から抜かれていきます。(笑)
Bクラス2015のフェイスリフト後モデルはランフラットを止めて、ノーマルになっています。またサスペンションも違うので、乗り心地が明らかに良くなっていると思います。一度是非試乗されてみてください。