以前、メルセデスベンツミュージアムで、Bクラスに興味を持っている人たちが多かったとお伝えしました。家族連れやカップルなどが乗り込んで確かめている姿をよく目にしたからです。ドイツの街を走っていると、日本以上にBクラスが目に付きます。日本と異なり、メルセデスベンツは高級車という位置付けはそれほど強くないので、日常的な車として選ぶ、家族で使う1台として、とても機能的だからと思います。
また、AやBクラスが出る前までは、メルセデスベンツというとドイツでは年配者の車というイメージが強かったと思います。その後、AやB、さらにCLAが出て、若者や若いファミリー層からも人気が出ているように感じます。
こんな感じで駐車場などでもよく目にします。ちなみにここは、BMW Welt というBMWミュージアムの隣の施設の地下駐車場です。
ドイツへ行くと目にするのが、メルセデスベンツのタクシーです。タクシーはメルセデスベンツが圧倒的に多いと思います。Eもあれば、Cもあります。そして、もちろん、こういうのもあります。
Bクラスはタクシーとなりえるのです。Aクラスのタクシーはさすがに見たことがありません。この写真の右上の白い車は、Aクラスです。
こうして、ドイツではBクラスをよく見るので、ドイツでの販売台数は一体どうなっているのだろうと、ちょっと調べてみました。2015年の統計です。
Aクラス 32,658台
Bクラス 35,112台
Cクラス 67,549台
Eクラス 36,149台
やはり、日本と比べて Bクラスの占める率は高いです。Aクラスより売れているのです。ちなみに、競合他社の車は、
Audi A3 57,858台(確かによく目にします)
BMW 1シリーズ 46,340台
BMW 2シリーズ 42,916台(2シリーズ全てです)
となっていました。
アウトバーンと石畳のような路面で鍛えられたボディと足回りと操作性、それに安全性、必要に迫られて進化したきたドイツ車だということが、この地で運転すると本当によく理解できます。
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