2018/08/27

18.08.27 BMW 120d

 さて、前回からの続き。120dでの運転です。まだ1000kmくらいしか走っていない新車でした。

 乗り込むと “低い”。これは仕方ありません。いつもがBクラスですから。

 借りた日の午後くらいから、これも徐々に慣れてきました。

 座面を上まで上げてシートバックを立てぎみにすると頭と天井の余裕は、掌が差し込めるくらいでした。

 BMWですから、座って足を前に伸ばすと自然にアクセルとフットレストに足が乗ると思いきや、そうではありません。

 フットレストは良い位置です。しかし、アクセルが左に寄り気味。ブレーキはさらに左にあるので、全体として下半身が左寄りの感じでした。左ハンドル車なので、FRゆえのセンターコンソールの厚みによる影響が大きいのでしょう。

 フロントガラスの左上隅には、“max 210km/h” のシールが貼っています。「最高速度はこのスピードまでにしてね。」ということです。Bクラスって、どうなの?って気になりました。

 エンジンをかけるとまさにディーゼルです。音と振動ですぐにわかります。ところが、40km/hを超えるあたりから、まるでガソリンエンジンのように音も振動も気にならなくなりました。

 吹きあがりも良く、タコメーターは、5400rpm以上がレッドゾーンで、そこまではストレスなく回ります。

 発進は、太いトルクのおかげでとてもスムーズ、その後の加速も思う通りという感じです。

 ところが、外の音が割と車内に飛び込んでくるのです。Bクラスはこれと比べると静寂です。

 100km/hを超えたあたりから、風切り音も加わり、結構騒がしく、これだと日本の高速道路ドライブは、Bクラスの方が車内は静かです。

 140km/hを超えてもステアリングのぶれはなく、車の制御自体は全く問題ありません。車内に入ってくる騒音がもっと少なければ、という印象でした。200km/hまで引っ張ってみると、“常時こんな速度で走る車ではない” というのが正直な感想でした。

 速度制限の表示が出ると、皆しっかりとほぼその速度まで落としていること、
 トラック等低速車は、きっちり走行車線を走り、前の車を抜く時だけ追い越し車線に出てくること、
 車線変更の際には、ウインカーを上げて周りにきちんと知らせるとともにウインカーが出ると周りの車が譲ること、
 速い車ほどヘッドライトを点灯していること、
等についてマナー良く運転している車が多く見事です。
 速度無制限は、こうしたマナーがきちんと守られないととても継続できないと思います。

 ドイツで運転していると、日本での運転はストレスが溜まりやすいと感じます。

 
1シリーズは、FRです。でも、Bクラスもアクティブツアラーもそうですが、よくできたFFだと思います。思い起こせば、アクティブツアラーは、140 km/h を超えたあたりから、少しステアリングにぶれを感じました。(もしかするとタイヤのセッティングのせいかもしれません。)それを除くと低速時のステアリング操作の軽やかさを感じるくらいで、大きな違いを感じとれませんでした。極限の運転はしないからか、鈍感なのか、でしょうね。(笑)

 

 次回は、Bクラスでのアウトバーンになると良いのだけど・・・。あるいは、新しいAクラスでも。。

 長文のおつきあい、ありがとうございました。


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